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アウトプットまで持っていく学習欲の使い方
皆さんは学ぶことがお好きですか??
「大好きです!!」と答える方には【学習欲】の資質を持っている方も多いと思います。
ただ、そんな皆さんに次の質問です。
皆さん、学ぶだけになっていませんでしょうか。
「え!?そ、そんなこと、、、、あるかも、、、、」となった方。
普段インプットが多くなりどうしても行動が止まってしまう、という方!!
学ぶことは素晴らしいことなのにそれが弱みとなってしまっては本当にもったいないです。
そんな方も、この記事の内容を意識すれば学習しただけで終わらずにガンガン行動できるようになります。
ぜひ、【学習欲】を上手く活用してください!
学習欲の特徴
学生時代の頃は勉強が好きじゃなかったけれど、学習欲が上位で「???」となっていた方もおられるのではないでしょうか。
ストレングスファインダーの学習欲は学校などの勉強ができるという意味ではありません。
なので、学習欲が下位だからと言って勉強ができない!というのも全く違います!!
学習欲の資質は次のような意味を持ちます。
- 学ぶプロセスを楽しむ
- 成果よりもプロセスを重視する
- 新しいことを知るのが好き
- できるようになっていくのが好き
ここからわかるように学校の勉強ができるかどうかというのは関係なさそうですよね!
学習欲とは一言で言うと未知の世界を知ることに喜びを感じる、という資質です。
なので学習欲をお持ちの方は、これまで自分が知っていた世界と全く違う世界に触れることや知っていくことに向かってどんどんチャレンジしていきます。
学ぶものは本だけでなく、経験や体験、旅行でさえも学びに変えてしまいます!
皆さん自身もそうですしチームに学習欲持ちさんがいる場合、何も言わなくても自主的に学んでアップデートしているのではないでしょうか?
他の資質との比較
それぞれの資質を比べることで違いが明確になってより資質の理解を深めることができます。
今回は学習欲と似ている3つの資質と比べていきます。
「学習欲」と「収集心」
これはどちらも好奇心が高い資質と言われますが、次のような違いがあります。
学習欲:学ぶプロセスが好き
収集心:役に立つ可能性があるものを集めることが好き
図書館で例えるなら本を借りに来る人が「学習欲」で司書さん(本を集める人)が「収集心」となります。
今まで400名以上の方とセッションをさせていただいた中でも「学習欲」と「収集心」はセットで出てくる傾向が高いです。
学んだ情報が役に立つと感じると蓄積する、といった感じで使われていることが多いです。
「学習欲」と「社交性」と「着想」
これらはすべて、新しいものに直面するとワクワクする資質ですが、それぞれ次のような違いがあります。
学習欲:新しいことを学ぶことにワクワクする
社交性:新しい人と会うことにワクワクする
着想:新しいアイデアを生み出すことにワクワクする
つまり、「学習欲」は
- 新しい人と会って、知見が広がるとワクワクする
- 新しいアイデアをに触れて、世界が広がるとワクワクする
このような感じで未知の情報、世界にワクワクするというイメージです。
人に会う、アイデアを生むことにワクワクとは違うのがわかるでしょうか。
強みと弱み、活かし方
学習欲を上位資質に持っている方でも学んだ情報を上手く活かせていない、と感じている方はいませんか?
学習欲はうまく使わないとずっと学び続けるだけで何も活かせなくなり、いわゆるノウハウコレクターになってしまいます。
✅学ぶのは好きなのに行動できない
このようなお悩みはこれまでのセッションでもたくさん聞いてきましたし、私自身上位資質に学習欲があるのですごくよくわかります!!
このように学習欲はもちろん、ストレングスファインダーの資質は良い面と悪い面の二面性があります。
良い面!?悪い面!?と思った方はこちらの記事で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。
では、学習欲の強みと弱み、活かし方について解説していきます!
弱みを使わず、強みを活かせるようにしっかり読んでください!
強み
学習欲を強みとして使うと次のようになります。
- 色々なことを学んで、日常や仕事に活かすことができる
- 他人に説明するために新しいことをマスターする
- チーム全体に学んだこと(知識や経験など)を落とし込める
このように、学習欲を強みとして使うと日々学んだことを仕事に活かすことができたり、他の人にしっかりとした情報を伝えるために学び続けることができます。
私も学習欲が上位にあり、ストレングスファインダーについてしっかりとした知識を伝えたいので認定コーチの資格を取得しました!!
また、今もたくさんの方とのセッションから学ばせてもらいながら知識をアップデートしています。
これも学習欲を上手く強みとして使っているなと感じているところです。
弱み
一方、弱み化してしまうと次のようになってしまいます。
- 知っているふりをしている人を嫌いになってしまう
- 結果軽視になってしまう
- アウトプットしない
- 関心が多数に向いてしまう
- 知っているふりをしてしまう
- 今やるべきでないものも学ぼうとして生産性が悪くなる
学習欲持ちさんはとにかく学んで成長している実感を得るのが好きなので、どうしても結果にこだわりがなくインプットばっかりになってしまいます。
さらに、ある程度学んでしまうと興味が他に移ってなぜか違うことを学んでしまいます。
当然ですが、やらなければならないことをやらずに違うことに意識が向いてしまうと、人よりも行動が遅くなってその分結果が出るのも遅れてしまいます!
また学ぶことが大好きな学習欲持ちさんはしっかりと正確な知識が大好きです!
そのため、ちょっとでも知ったかをしている人が許せないところもあります。
そのため、チーム内でトラブルが起こってしまう可能性もあります。
このように資質をうまく使いこなさないと人間関係でトラブルが起きてしまうこともあります。
チーム内でもメンバーのストレングスファインダー知ることはとても大事です。
私はストレングスファインダーを活かしたチームビルディングも行っております。
詳しくはこちらをご覧ください!
活かし方
ここまで資質を弱みとして使うと大変なことになることはわかったけどじゃあどうすればいいの??と思った方も多いと思います!
なので最後に学習欲の活かし方について解説をします。
学習欲を弱み化せず、しっかり活かす方法はこちらです。
- 常に新しい課題や難しい課題に取り組む
- 中途半端になってしまうので専門家になるように意識する
- 学んだことをアウトプットできる場を作る
学習欲は、色々なことを学んだあとに自分だけでなく他の人のためにも活かせる素敵な資質です!
ただ、冒頭でもお伝えさせていただいたように学んで何か結果を得たい!という気持ちよりも未知の世界に触れたいという気持ちが強い資質です。
なのでここを上手に活かして常に学び続けなければいけない状況を意図的に作ってあげると他に目移りせずに学ぶことができます!
そして楽しく学んでいることの専門家になるという気持ちを持って取り組んだり、今学んでいることを仕事にしてしまうとより効果的に使えるようになります。
まとめ
私もストレングスファインダーを仕事にすることで専門家としてより学び続けられる環境を必然的に作りました。
そしてセッションでアウトプットも兼ね揃えることができるようになりました!
このようにインプットとアウトプットが両方できるようになると、知識の吸収スピードもみるみる向上していきました。
他にも、私のクライアントさまに学習欲が上位のエンジニアさんがいらっしゃいます。
その方は元々学習が大好きで、アウトプットよりもインプット重視でした。
しかしエンジニアとして働き出してからはご自身が学んだことを活かしてシステムの開発を1人で一から作り上げたそうです。
そして、なんと成果が認められ表彰されたとのこと!
すごくないですか?
このようにしっかりアウトプットする場を作って常に学びと成長が続く環境を作ってあげてください。
✅学習欲をより効果的に活用したい!
✅チームの専門家になって貢献したい!
という方はぜひ、私のセッションを受けてみてください!
今よりもっともっと学ぶのが楽しくなったり新しい自分に出会えるかもしれませんよ!!
個人セッションは公式ラインから承っております。
また、組織に対してのチームビルディングも行っておりますので気軽にお問い合わせください。