【実績紹介】美容室のチームビルディング

美容室業界は市場規模は安定していますが、新規参入も多く競争が激しく厳しい戦いを強いられます。

では、美容室経営の成功には何が必要でしょうか?

もちろん、優れた技術や洗練されたサービスは欠かせません。

しかし背後には従業員との連携、協力が不可欠です。

美容室がお客様にとって特別な空間となり、サービスや品質が向上するためには、従業員同士が協力することが必須になります。

ストレングスファインダー」は従業員同士が互いに理解し、人間関係を向上させるのにとても便利なツールです。

この記事では、「ストレングスファインダー」を活用し、従業員が働きやすい環境を築いた実例を紹介します。

目次

依頼者様

今回、大阪府で美容室とまつげサロンを経営されている川崎さんからご依頼を受けました。

美容室は京橋にあり、高い技術力で評価されており、リピーターが多いサロンです。

こちらのスタッフは川崎さんを含めて7人います。

また、まつげサロンは梅田にあり、パリジェンヌ公式推奨店として認められています。

こちらのサロンには4人のスタッフがおり、そのうちの1人が店長を務めています。

川崎さんは美容室とまつげサロンのスタッフとの関係性を強化し、ビジネスをさらに成功させたいとのことでご依頼をされたとのことです。

抱えていた問題点

川崎さんは自身のサロン経営で従業員との関係性に悩んでいました。

過去に何人かの従業員が退職し、それが原因で店舗を縮小した経験から、同じ問題を繰り返さないように慎重に考えていました。

さまざまな経営者からアドバイスを受けましたが、スタッフとのコミュニケーションがどうしてもうまくいかないと感じていました。

また、スタッフに適切な仕事を割り当てているかについても疑念を抱いていました。

そのとき、ストレングスファインダーを用いたチームビルディングを知り、それを活用して従業員との関係性を改善し、成功に導く方法を知りたいとの事でした。

行ったセミナー内容

まず、川崎さん自身の自己理解を深めるために、川崎さんとの1対1のセッションを実施しました。

このセッションでは、川崎さん自身が持つ強みや弱みについて詳しく確認しました。

同時に、将来的にセミナーを行う際に役立つ情報を収集するため、各スタッフのことや彼らが抱える悩みについてもヒアリングを行いました。

その後、従業員を交えてチームビルディングのセミナーとして次の内容を行いました。

・ストレングスファインダーとは?
・ストレングスファインダーの考え方
・テストの結果からわかること
・強みの活かす方法

このセミナーを通じてストレングスファインダーの知識をつけてもらいました。

その後、実際に従業員の結果と比較しながらストレングスファインダーの説明を行いました。

実際に自分の結果と照らし合わせることで、よりストレングスファインダーに興味を持っていただけました。

その後、過去に自分の資質をどのように使っていたかを考えるワークを行い、実際にどのように活用していたかを考えました。

ただ話を聞くだけのインプットだけではなく、ワークを行うことでアウトプットもでき従業員の理解も深まったと感じています。

セミナー前後での従業員の感じ方

セミナーを行ったことで従業員の方からこんな声をいただく事ができました。

・ストファイのチームビルディングを学ぶ事でスタッフ間の人間関係が良くなりました
・普段何気なくとっているコミュニケーションも、ストファイを学ぶ事で、「この従業員にはこういう声がけをしよう」と的確なコミュニケーションが取れるようになりました
人間関係がより良くなり、職場の雰囲気が良くなりました

このようにリーダーだけではなく、従業員も交えることで従業員同士の人間関係も良好になります。

セミナー後の変化について

今回チームビルディングを行った美容室の方々。中央が川崎さん。

セミナーで従業員それぞれの強みや弱みを理解することで次のような変化がありました。

・人間関係がより良くなった
・方向性の確認ができ、それぞれの役割が明確になった
・離職率が低下した
・これらの結果、売上や利益の向上に繋がった

従業員がお互いを理解することで、「なぜあの人はこうするのか?」や「あの人はこういうスタイルなんだな」という考え方に変わりました。

この変化により、相手への接し方も変化し、結果的に人間関係が改善されました。

その結果、人間関係の問題による従業員の離職が減少しました。

さらに、各従業員が自分の持つ「強み」を認識することで、自分自身の方向性や役割が明確になりました。

川崎さんの例

川崎さんが指示を出す際に「指令性」が強く出てきつく感じるスタッフがいるので「調和性」「責任感」が高いスタッフにクッション役を担ってもらいました。

そうすることで指示が柔らかく、けどしっかりと受け取ってもらえるようになり会議の雰囲気も和やかになりました。

これらの変化を得ることでチームワークがより強化され、効率が良くなりスタッフ個人の売上も店舗全体の利益も上がりました。

まとめ

従業員を交えてストレングスファインダーを活用したチームビルディングを学ぶことで、自分自身の強みを認識し、自己理解が深まります。

同時に、チーム内での自分の強みをどのように活かせるかについても理解が深まります。

このプロセスを通じて自分と他人は異なる、という他者理解も深まり、人間関係が改善されます。

自己理解と他者理解が進むことで、チームメンバーはお互いを尊重し合い、協力する姿勢が養われます。

このような自己理解と他者理解の向上により、チームへの貢献意欲が高まります。

すると組織内のどのポジションにいるかに関わらず、従業員は業務に対して積極的に取り組み、モチベーションが向上します。

その結果、離職率の低下や売上、利益の向上が見込めます

このようにストレングスファインダーを活用したチームビルディングは組織全体を良くする良いツールです。

ぜひストレングスファインダーを活用したチームビルディングを取り入れてみてください。

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